試験監督

緊張感ある現場で

試験監督は試験会場などで不正行為をチェックするお仕事です。
適正な試験を行うため、問題などが起きないかをしっかりと見定める必要があります。
試験開始から終わるまでの間、じっと周りを見つめる必要があるため、それ相当の集中力も求められる仕事です。

また問題用紙を受験者に配布するほか、受験人数の確認なども求められます。
いずれにしても緊張感のある現場での仕事になるため、より気を引き締めて働きたいという人に向いている仕事と言えるでしょう。

試験監督として働くメリットとしては、短い時間の中でしっかりと稼げるというのが挙げられます。
基本的な時給が高めに設定されているため、週末など限られた日数でしか働けないという人にとってはうってつけです。

また特別なスキルが必要ない、というのも挙げられます。
高校を卒業してとりあえずアルバイトをしてみたい、という方は一度試験監督の求人を探してみるのもよいでしょう。

デメリットとしては、求人に対する競争率が高いという点です。
経験なども優遇されますが、場合によっては抽選によって決まる事もあるため、応募をしたからといって確実に働ける訳ではありません。

また、試験を開始したあとは、じっと会場を見渡す形になるため、やることがないと感じてしまう事が挙げられます。
居眠りを注意する立場でありながら、思わず自分自身が寝てしまう事もあるため、しっかりと集中して働きましょう。

試験監督の給与は日払いや週払いで支払われるケースが多いと言えます。
その理由として、単発でのアルバイトが多いからというのが挙げられます。
通常のアルバイトとは異なり、試験が行われる時のみ求人が出されるため、支払い方法も他のアルバイトと異なると言えます。

また半日拘束・終日拘束など働く時間も試験内容によって異なります。
限られた日数でもしっかり稼ぎたいという方は、終日働ける求人を探してみるとよいでしょう。

試験監督の求人が募集されやすい時期としては、主に冬場というのが挙げられます。
予備校から大学受験を行う人や、期間限定の試験を受ける人などを対象に会場が設けられるため、必然的に求人が出されると言えるでしょう。

またTOEICや英検など年間通して行われる試験に関しては、常に求人欄に募集が掛けられているケースもあります。
求人サイト以外にも、予備校や情報サイト、派遣会社での募集を良くチェックしておくと、競争率が高い中でも比較的仕事を受けやすくなるでしょう。